【ソーイング基礎】家庭用ミシンでニット生地を縫うコツ

家庭用ミシンでニット地のお洋服を縫っていくと、袖口や裾が伸びにくくなりがちです。

残念ですが、家庭用のミシンで縫うとロックミシンや既製品のようには伸びないのは事実です。

これは生地が伸びないのではなく、ミシン目が伸びないのが原因です。

ニット地用の伸びる糸が市販されているので、こちらの糸と針を使用して縫って下さい。

▼ニット用の糸と針▼

　肩や脇などの縫い方　

普通の直線で縫ってください。ミシンの模様縫いの中にニット縫いなど伸びる生地に適した縫い方があれば使用してください。

　裾や袖口の縫い方　

ニット生地は横にたくさん伸びますので、裾や袖口は伸びます！

縫い方も伸びるように縫う必要があります。

ミシンの模様縫いの中にニット縫いなど伸びる縫い方がない場合は、下記も試してみてください。

けっこう伸びる縫い方です！

ジグザグ縫い

試し縫いで縫ってみて、縫い目が伸びる縫い方を選んでください。写真のジグザグの大きさは縦横約２～３ミリ。ジグザグの大きさはお好みでどうぞ。

縫い目を横に引っ張ってみてください、けっこう伸びていい感じになります。

普通の直線縫い

ポイントは縫う時に、生地をひっぱりながらミシンをかける！

縫い終わった後、伸びてよれっとなった場合は、伸びた部分を縮めながらアイロンで整えます。（ニット地の性質上、伸びは比較的戻ります。）

こちらの方法で縫ってもいい感じに伸びます！

他にもいろいろな解決策があると思いますが、こちらもぜひ参考にしてみて下さいね(*ˊᗜˋ*)

　生地の端にジグザグステッチをかける時のやり方　
縫う位置は生地端ではなく縫い目の近くを縫うと、縫いやすいです。