お客さまから時々「腹帯で肌着を作ることは出来ますか?」を言うご質問を頂きます。
もちろん作れます!
ママ達のそういった想いはとても素敵(*^-^*)
なので今回は、当店の「肌着」を使って手縫いで《短肌着》《長肌着》を作ってみました。
(ミシンでも作成できますが、手縫いだからこそ感じる柔らかい風合いもまたステキです♪)
腹帯とは?
神社で祈祷した「さらし布の帯」の事を言います。
昔からある風習で、「祝い帯」「岩田帯」などとも呼ばれていて、5ヶ月目の「戌の日」に腹帯を巻き、赤ちゃんと妊婦さんを守り、安産を願います。
なぜ戌の日なのか?
「戌(犬)はお産が軽く、一度にたくさんの子どもを産む」と言われており、その安産にあやかりたいということで戌の日に安産祈願をするようになったそうです。
腹帯から裁断する
配 置 例
変更点(1)
肩部分の前後でつながって裁断する所を、縫い代を+1.5cm付けて接ぎになる様に2枚裁断変更。
変更点(2)
後ろ中心に「わ」で裁断する所を、縫い代を+1.5cm付けて接ぎになる様に2枚裁断に変更。
バイアステープを作る
パイピングに使うバイアステープも、アクセントになるようにテープメーカーで「18mm幅」でハンドメイドにしました(*^-^*)
ちょっとひと手間かかる地道な作業ですが、完成を想像しながら。
バイアステープの作り方
詳しくはこちらを参考にして下さい。
縫製
背中部分の継ぎ目は、「折り伏せ縫い」で縫いました。(表裏どちらが肌にあたってもごろつきはないと思います。)
肩の継ぎ目と袖下~脇は袋縫い。
袖口と裾は外側に3つ折りに返して並縫い。
お腹にいる時からママと一緒に支えていた腹帯から、短肌着と長肌着が1着ずつ出来ました♪
(作り方はレシピもご覧くださいね)
すべて手縫いとなるので時間はかかってしまいますが、ベビー肌着はサイズ感も大きすぎないので短時間で完成させることが出来ると思います。
すき間時間に少しずつ進めると良いですよ。
(※こちらの型紙はミシンでも作成できます。)